3月5日建具の付け方『日時計の家』洗面室の入り口の写真 戸の付け方ひとつとっても、色々考えるのは、 この戸は、開いていることが多いのか、 閉まっている時が多いのか、 開いているとどう見えて、 閉まっているとどう見えるのか。 この写真の場合、 閉まっていても風と光を通し、...
3月3日河津桜!『うつろいの家』 今年も眼下の河津桜が開花したとご連絡頂きました。 (昨年は気がついたら散った後。後で写真見せてもらいました‥‥) 今年こそは桜が咲いたら写真撮らせて下さい!とお願いしていました。 来週、お伺いするお約束をしましたが、金曜日までは曇り予報。...
3月1日量より質派『一住四見の家』 4人家族で21坪のお家ですが、機能も広さも十分に確保できました。 家も、質より大きさか 大きさより質か という選択に迫られる部分があります。 私は、 必要な機能を確保した中で、極力、 質にお金をかけたほうが良いと思っています。...
2月22日からっかぜ『赤城見の家』2021年竣工 北風の強い時期になると思い出す家。 風の強いそんな日こそ、空が透き通って赤城山が見える。 私の育った深谷の景色。 全然関係ない話しですが、 時期と言えば、確定申告の時期。 会社員でなくなったので、初めて確定申告しました。...
2月20日石『HOWSE W』の道路からの写真 思えば、この頃から石を使い始めた。 石にしか出せない重量感、質量感 平面的でない表現 自然なのに普遍的な佇まい。 これ以来、石を上手に使えたらすごくいい感じになるなと。 進捗中の現場でも石のアプローチを制作中。 乞うご期待。...
2月15日塗装。重要。川本市の平家 仕上げ工事に差し掛かりました。 天井はラワンベニヤに、 プラネットカラーさんのオールレッドとグロスクリアオイルを混ぜたもの。 柿渋塗装も好きですが、 これはこれで、鮮明で発色の良い、良い色です。 この家は、お施主様が とにかく楽しい家にしたいということで、...
2月13日北側玄関『オリーブの家』(2020年竣工) 南北に長い北側接道の敷地。 オリーブの木のある中庭は、メインの庭ではないが、 家の各所に明るさと、心地のよい風が流れるようにする大切な役割の庭。 北側玄関が明るく気持ちがいいというのは、それだけでも価値があるように感じる。 土地探しの時、...
2月12日居方『赤城見の家』ダイニング タタミの吹き抜けリビングとはまた違う、 落ち着きのある居場所。 一つの家の中で、空間性の違う居場所がいくつかあると、いろんな『居方』ができていいなと思います。 大学生の時に、 その空間ではどんな居方ができるのか どんな時間を過ごすのか...
2月7日鏡の使い方。久喜の二世帯住宅『景』 お庭の工事が少しずつ進み、 思っていた空間に徐々に近づいてきています。 洗面室は、鏡を利用して 中庭の景色を2倍楽しむ計画。 新緑が待たれます。 昔見た、世田谷にある猪俣庭園の数寄屋住宅(吉田五十八さん設計)の、(確かそうだったはず)...
2月4日久喜の家アプローチ久喜の二世帯住宅『景』 アプローチの杉板目コンクリートの型枠が外れました。 有機的な杉を黒く塗って質感を抑えた外壁と 無機質なコンクリートに杉の木目を出した擁壁 という、全く逆のことをやりながら 重厚な質感をつくっていく。 この二つを無機質に抑えているために、 より一層、...
2月2日質感と時間寝室の枕元灯として、 ルイスポールセンのVL-38ウォールを取り付けました。 ウォールライトとしての、光の質の良さは勿論のこと、器具に自然光が当たった時の、曲面の質感と、マッドな真鍮の質感がとても好き。 正しい表現かわからないですが、 色気のある美しい器具。...
2月1日鏡で広がる景色久喜の二世帯住宅『景』 完成までもう少し。 洗面室は、中庭が出来上がると 窓だけでなく、鏡にも緑が映り込むので、 林の中のような空間になります。 画面左側のトイレや、鏡の裏側の脱衣室と天井が繋がっていくので、空間の広がりが出て気持ちがいい。...
1月31日土間蓄熱久喜の二世帯住宅『景』 養生が取れて、残すは一部塗装や器具取り付けと造園工事。 親世代はOMソーラーで太陽熱によって、 床から暖める計画ですが、 子世帯は、土間のリビングなので、 直射日光で直接土間に蓄熱します。 ある意味、動力を使わないOMソーラー。...
1月25日日本の気候『紅葉の家』夏の写真 こんなに窓が大きくても、夏至の頃は窓辺は日陰。 日本の太陽高度は工夫次第でコントロールしやすくて助かります。 北欧のように光が低かったら、庇で遮れないので困ります。。 (北欧はこんなに暑くないか‥‥) 軒が深い建物を見ると、日本的だなと感じますが、...
1月18日廊下をつくるなら‥行田市『郷愁の家』 南北に長い敷地なので、南北に伸びる廊下があります。 普段は、勿体無い精神で極力廊下を作らないのですが、敷地形状や,家の使い方によって 廊下が必要になるケースもあり、せっかくつくるなら 意味のある廊下にしたいと思案。...
1月16日照明計画『郷愁の家』夜の写真を撮影してきました。 (画像はiPhoneで撮影したもの。一眼レフで真面目に撮ったものはまた後日UPします。) 客間としても使う畳の部屋ですが、 照明計画で一工夫。 中庭に対して空間が広がるように、 庭木をスポットライトで照らす。...
1月15日心意気久喜の家『景』 敷地が広いので、内部の工事をしながら造園工事も進行中。 結構立派な木がバンバン入って、 良い感じになってきました。 良くしたいという想いのある造園屋さんで、 いつも、『いい木いれすぎちゃったー笑』なんて言いながら、きっと予算超えているのに良くしてくれる。...
1月5日年始から感慨に耽る先日、『日時計の家』にお呼ばれして、 夕飯とお酒をご馳走になりました。 このお家、土間とリビングを遮る扉などは何も無いプランなのですが、今の時期でも日中は窓を開けるくらい暖かいとのこと。 街中で、日射が取りにくい環境のなかで、工夫して日射や明るさを取れる方法を考えた建物だっ...
2023年12月26日『景』足場が外れはじめました。久喜の現場『景』 足場が半分くらい外れました。 アプローチ側の顔が見えてきました。 横長の窓を、庇と木の外壁で繋ぐことで 外観を整理すると同時に,連続的な横の線をつくり 伸びやかなファサードをつくります。 一つひとつのままだと、ただの窓ですが、...
2023年12月25日コンセプトと形態と‥‥『壁で繋がる家』2020年竣工 西面ファサードが県道から見られる敷地なので、 その面には窓を設けず、後退した壁面との隙間から光と風を取り入れます。 南北に長い敷地なので、南北の視線のつながりを大切にデザインしています。 自分的に、敷地環境を読み解いて、シンプルなコンセプトを...