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塗装。重要。

川本市の平家

仕上げ工事に差し掛かりました。


天井はラワンベニヤに、

プラネットカラーさんのオールレッドとグロスクリアオイルを混ぜたもの。


柿渋塗装も好きですが、

これはこれで、鮮明で発色の良い、良い色です。


この家は、お施主様が

とにかく楽しい家にしたいということで、

打ち合わせ中、私が口を滑らせて

『こっちが一般的には‥‥』とか言おうものなら、

『一般的じゃない方で!』と迷わず言われてしまう、

楽しい家づくり。笑


家の3分の1に段差があるという、

普通でない作りも、このお施主様あってのもの。


その分、身を寄せる場所や座る場所など、

気持ちの良い居場所が沢山ある、面白い家になると思います。


先日、外構打ち合わせの時に、

ジャングルジムみたいな家ですねと言いながら、

楽しんで見ていってくれました。



近年、外国の木材などが高騰して、

ブラックチェリーや、ウォールナットになかなか、

手が出なくなってきてしまいました。


(住宅の他の物資が高いのもありますが)


国産の針葉樹(スギ、ヒノキ、マツ)主体でつくると、どうしても色味が少ない。


そういう家もそれはそれで良いのですが、

色味を入れたいデザインの時は、

樹種の色味だけに頼らず、

塗装をするということを覚えました。


よくよく思い出すと、

竹原義二先生なんかは、とても繊細に調色して色を使っているな‥‥。と。


ここ3年くらい、少しずつ塗装を上手に使いこなせるように工夫しながら、

技術UPしてきたように思います。


今回のオールレッド+グロスクリアは、

面積も大きく、思い切った起用でしたが、

良い感じでよかった。



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