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真壁(改)

上里のお家の階段。

簡単なようで難しい階段で、大工さんに助けてもらいました。


小上がりまでで2段分あがり、

そこからが階段なので

なんとなく、1階から2階が近く感じます。


外壁に面していない壁は全て、構造の柱を見せた作り方。


昔だと、柱が見えて、壁が柱より凹んだ位置にある『真壁』という作り方はポピュラーでしたが、

今回はシナベニヤ仕上げとして、

柱とフラットに張りました。


巾木も建具枠も全く無い作りにできるので、

柱が出ている割に全体で見るとスッキリしたデザインとなりました。


発見だったのは、この仕上げだと、柱の上に貼るボードが無い分、室内が広くなるわけですが、

このたったの25ミリが、結構、空間に影響を与えることがわかったこと。


ほんの少し、全てが広く、

空間の縦横比も狭い部屋だと3〜5%くらい横長になるので影響が大きい。


面白い発見でした。


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