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砂利の駐車場

更新日:2021年2月10日


駐車場の舗装の方法として、

一般の住宅だと、

コンクリートを打ったり

インターロッキングを敷いたり、

砂利を転圧したり、色々な方法があります。


砂利を転圧する方法は、

上二つに比べて比較的安価なので、

コストを抑えたいケースに使用したり、

メインで使う駐車場はコンクリートでも、

たまに来客が止めるくらいのところは

砂利の転圧にしたり、そんな使い方を私はよくします。


↓こんな感じ。


砂利の転圧には、弱点もあり、

1.よく車が切り返す位置などに使うと、擦れて轍ができてしまう。

(良く捉えれば、安価で保守して長く使えるという考えもできるが)

2.砂利が動かなくなるために、様々な大きさの粒子を混ぜているため、砂のように小さな粒子が靴について、アプローチを汚してしまうケースがある。

3.砂利の種類も、ズリと呼ばれる灰色の砂利になってしまう。


最近、このあたりのことを解決して、

更にメリットを高める施工方法を見つけて、使い始めました。

それが↓

砂利の下に砂利を動かなくする保護材を入れる工法。

もちろん駐車場対応。

この方法の良いのは、

1.砂の入っていない砂利で施工できるので、アプローチに砂を引っ張らない。

2.砂が入っていない砂利なので、水の透過性がよく、水捌けがよい。

3.保護層より下の砂利が削れることはまずないので、轍になりにくい。

4.砂利の種類が選べるので、色、デザインを考えられる。



実際、やってみて、踏んでみて、

結構安定感あります。

砂利も動きにくい印象で、

保護材より上の部分の砂利は車の往復で多少流れるかもしれませんが、保護層の砂利に引っかかっているのか、安定した様子。


何より、今回は山砂利を使って、有機的な印象にしたかったのですが、

そういうデザインを考えられるのは、砂利の種類を選べる強み。


もはや、ほとんどのケース、駐車場はこれでいいのではないか。。





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